幕末から明治にかけて、日本人の智はどのように変化し展開したのでしょうか？
刊行から150年を迎えた『文明論之概略』の中で、福澤諭吉は「智徳」について論じています。彼が近代日本形成に大きな影響を与えた思想家であることは、万人が認めるところでしょう。しかし彼の傍らでその活動を支え続けた小幡篤次郎は、同時代人の評によれば、福澤に勝るとも劣らない学識の持ち主であったにも拘わらず、今や知る人の少ない存在になっています。彼らが追い求めた智に、その相違はあったのでしょうか。福澤諭吉と小幡篤次郎という2人の人物を通して、近代日本における智の行方を考える講座を開催します。

■会期：2025年10月25日（土）、12月20日（土）、2026年1月31日（土）、3月14日（土）
　開催時間：14:00～16:00（開場13:30）

■開催方法：慶應大阪シティキャンパス　および　オンライン（Zoomウェビナー）
　　　〒530-0011　大阪市北区大深町3-1　グランフロント大阪 タワーC 10階
　　　URL：https://www.korc.keio.ac.jp/

■受講料：１講演　各1,500円（税込）

■申込方法・締切
Web申込、各回開催日直前の火曜日まで